こんにちは。技術広報のかーたー(@y_carter0405)です。
旧VOYAGE GROUPと旧サイバー・コミュニケーションズ(CCI)は、『株式会社CARTA HOLDINGS』のもとで経営統合をいたしました。
そこで、新生CARTA HOLDINGSでのtechイベントを実施していくこととなりました。
今後はEngineers in CARTAという名前で、CARTAのエンジニアに加えてゲストに様々な方をお招きしつつ、技術的な知見を共有したり、語り合う勉強会を行っていきます。
そして、その記念すべき第一回目となる『Engineers in CARTA vol.1 #AWS』を昨年の11月15日に開催しましたのでレポートします!
当日の様子
CARTAセッション「オンプレミス -> AWS移行によるコスト・パフォーマンス最適化戦略」
アドプラットフォーム事業を展開するfluctのエンジニアである、にしごり(@_nishigori)による発表。
オンプレミス・クラウドのハイブリッド構成から AWS へマイグレーションしたプロジェクトにおける検討・計画・実施、 AWS Graviton2 への移行、Spot.io を利用したコスト最適化について話しました。
また、会社・事業部が捉えるインフラストラクチャ戦略の変化と適応についても話しました。
- 当日の資料はこちら speakerdeck.com
ゲストセッション「“Engineers in VOYAGE” がいかにエンジニアとしての私の心を揺さぶったか」
今回のゲストである、AWSの原 トリ 氏 (@toricls)のセッションになります。
『Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち』は旧VOYAGE GROUPの書籍として出版された本です。
トリ 氏には今回を期に初めて本書をお読みいただきましたが、読んでいて禿同極まりなかった(本人談)そうで、この本の感想を話すセッションをやるのはどうかとご提案いただき実現したものになります。
fluctの「インフラと開発は分離しない方針」である背景や、Zucksには「データサイエンスエンジニア」としてデータサイエンスと開発のどちらも知見がある機能を持つことのメリットなど、本を読んで心を揺さぶられた箇所をいくつか挙げていただき、その理由などをお話しいただきました。
パネルディスカッション
登壇者のお二人に加え、現CARTA HDのCTO 鈴木 健太(@suzu_v)と、株式会社Zucksのエンジニア さいないぷ(@cynipe)を交え、パネルディスカッションを実施しました。
- クラウドネイティブな現環境をどのように見ている?
- クラウドをうまくつかっているチームはどんな感じにやっている?
- 新しい技術を取り込み続けながら、事業をうまく回していくためには?
など、ゲストのトリ 氏にパネラーや視聴者が聞いてみたいことをテーマにディスカッションをしていきました。
全セッションノーカット版はこちら
感想
うまく事業をエンジニアリングしていくことにおけるマインドや考え方の話が多く取り上げられ、アンケートでは熱いトークだったという感想が多かったです!
個人的には、オーナーシップの話がありましたが、適切な権限委譲をしていくことがエンジニアのオーナーシップにつながり、それが事業の機動力になっていくという話が、非常にためになるいい話だなと思いました。
エンジニアリングに対する熱い想いを発信してくれたトリ 氏とCARTAのEngineers。今後も様々な角度から、技術やマインドについて語り発信する機会を増やしていきたいと思いました。
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