こんにちは、技術広報しゅーぞーです!
SnowflakeとSalesforceユーザー、そしてデータ活用に関心のある皆様が待ち望んだ「Snowflake x Salesforce User Group (SF2UG) オンサイト ミーティング #2」が開催されました。本記事では、データ活用のリアルな事例と参加者同士の活発な交流が生まれた当日の模様をお伝えします!
「Snowflake x Salesforce User Group (SF2UG) オンサイト ミーティング #2」とは
「Snowflake x Salesforce User Group (SF2UG) オンサイト ミーティング #2」は、SnowflakeとSalesforceを中心としたデータ活用に関心を持つエンジニアやビジネスパーソンが集うユーザーコミュニティイベントです。
今回の第2回ミーティングでは、「BI as code」「Salesforce連携」「マスターデータマネジメント(MDM)」といった、データ活用における注目のトピックが取り上げられました。実際の活用事例を通じて、参加者が日々の業務に活かせる知見を得る機会となりました。
🔑 キーコンセプト
本イベントのテーマは「データ活用の最前線を語り合い、つながる場をつくる」。
単にツールを学ぶだけでなく、データエコシステム全体でのデータ活用を深め、組織や個人のデータドリブンな意思決定を加速させるヒントが満載のイベントです。
⏰️ 開催概要
開催日: 2025年5月20日(火)19:00 〜 21:00
形式: オフライン
会場: 株式会社CARTA HOLDINGS本社
主催: Snowflake x Salesforce User Group (SF2UG)
登壇者:
- 小野寺 隼人 氏(株式会社Queue)
- 平塚 武 氏(株式会社リバネスナレッジ)
- 上田 哲太朗 氏(株式会社CARTA MARKETING FIRM)
🎤 登壇セッション
当日は3名の登壇者から、それぞれの専門分野における実践的な取り組みが共有されました。
セッション1:小野寺 隼人 氏「Snowflake とはじめる BI as code」
株式会社Queueの小野寺 隼人氏からは、「Snowflake とはじめる BI as code」と題して、近年注目を集める「BI as code」の概念と、Snowflakeを活用したその実践方法についてお話しいただきました。
セッション2:平塚 武 氏「部署を横断したMDMのミリミリした話」
続いて、株式会社リバネスナレッジの平塚 武氏が登壇。「部署を横断したMDMのミリミリした話」というタイトルで、マスターデータマネジメント(MDM)の現場におけるリアルな課題や泥臭い取り組みについて共有いただきました。
セッション3:上田 哲太朗 氏「4社統合におけるマスタデータ管理に立ち向かう」
最後のセッションでは、株式会社CARTA MARKETING FIRMの上田 哲太朗氏(@_scizorman)が登壇。「4社統合におけるマスタデータ管理に立ち向かう」というテーマで、企業統合という複雑な状況下でのMDMプロジェクトの挑戦について、具体的な事例を交えて詳細に語られました。
登壇の要点:
- 4社統合でMDM課題が顕在化、まず課題認識の共有に注力
- 各社ビジネス理解のため、現場ヒアリングを重ね本質を追求
- 全体最適視点と、解決可能な具体的課題への落とし込みが鍵
- SnowflakeとSalesforceを連携させ、MDM推進の基盤として活用
- データ品質の持続には、ツールの先にある「人々の行動変容」が不可欠
企業統合というダイナミックな環境下で、複雑なデータ課題に立ち向かい、組織横断的なデータ活用基盤を構築する。そのために「エンジニアであっても泥臭くビジネスを知る」、そんな知見を共有してくれました。
🎉 まとめ
今回の「Snowflake x Salesforce User Group (SF2UG) オンサイト ミーティング #2」は、BI as codeから始まり、部門横断・企業統合という複雑な状況下でのMDM構築まで、データ活用の多様な側面と深い知見に触れることができる、非常に有意義なイベントでした。
SnowflakeとSalesforceの活用は、CARTAの中でも今後ますます進化していくことが予想されます。SF2UGのようなユーザーコミュニティが、その進化を加速させ、データ活用の未来を明るく照らしてくれることを期待しています。次回開催も楽しみです!