技術広報しゅーぞーです。CARTA HOLDINGSは「技術選定を突き詰める〜 Online Conference 2025〜」に登壇しました!今回はその模様をお届けします。
「技術選定を突き詰める〜 Online Conference 2025〜」とは
「技術選定を突き詰める〜 Online Conference 2025〜」は、Findyが主催するオンラインテックカンファレンスです。3000名を集客した注目度の高いイベントで、技術選定における成功事例や失敗事例の共有を通じて、より良い選択を導くための知見を深める場として開催されました。詳細は以下ページをご覧ください。
https://findy.connpass.com/event/349580/findy.connpass.com
本レポートでは、当日の模様と登壇で語られた「技術選定」について、CARTA HOLDINGSの実際のトーク内容も交えてお伝えします。
🔑 キーコンセプト
本カンファレンスのテーマは「技術選定を深く考え、向き合い、最適解を切り開くための1日」。
日々のシステム開発において、適切な技術選定はプロダクトの成功を左右する重要な決断です。単なるトレンド追従ではなく、システムの特性や将来の拡張性、運用のしやすさまで見据えた意思決定が求められます。
本イベントでは、著名なエンジニアによる選択の原則や思考プロセス、成功・失敗事例の共有を通じて、より良い選択を導くための知見を深める場となりました。
✨ 開催概要
- 開催日:2025年5月14日(水)11:00 ~ 17:00
- 形式:オンライン
- 参加者:約3000名
- 主催:Findy
- 登壇者:広木大地さん(レクター)、和田卓人さん(タワーズ・クエスト)、他多数の著名エンジニア
CARTA HOLDINGSの近森淳平(@pei0804) も、主催Findyからご招聘いただき、名だたるエンジニアと並び登壇。このようなカンファレンスで登壇できたことは、非常に誇らしい経験となりました。
登壇セッション:「"使えるデータ基盤"を作る技術選定の秘訣」
CARTA MARKETING FIRM VP of Data 近森淳平(@pei0804) が登壇し、データエンジニアリングを軸に「AIやモダンなツールの進化で技術的な実装のハードルが下がる中、どのように本質的な技術選定を行い、組織の成長を加速させるか」について語りました。
登壇の要点
- 技術選定は単なるツール選びではなく、組織の課題解決のための手段
- 現場の"本当の痛み"を解決し、圧倒的に仕事を変える価値を提供することが重要
- 小さな失敗を重ねて学び、問いを磨くことが成長の近道
- データに基づく意思決定(Data-informed)まではツールの力で到達できるが、データ駆動(Data-driven)な組織になるには人や組織文化へのアプローチが不可欠
トーク内容からの抜粋
実際のトークでは、「便利そう」で導入したツールが使われない現実や、「技術は置くだけでは使われない」「組織の変革を伴う技術選定は、人との向き合いが不可欠」といった本質的な課題が語られました。
また、「前の方法が馬鹿らしくなるほど圧倒的に仕事を変える」ことの重要性や、「まずは課題を明確にし、素早く試して多くの失敗から学ぶ」という実践的なアプローチも紹介されました。
「データ基盤の導入は、単なるシステム構築ではなく、人々の日々の営みを根本から変えること。だからこそ簡単ではなく、技術だけでなく人の心理や組織文化と向き合う覚悟が必要です」というメッセージをお伝えしました。
まとめ
「本質的な痛みを解決する」「小さな失敗から学ぶ」「人と組織の変革を伴う」という視点は、CARTAが技術進化を推進していく上で大切にしている指針です。これからも最適な技術選定を追求し、その知見を広く共有していきます。
アイキャッチ画像は Findy から許可をいただき利用しております。