CARTA MARKETING FIRM

SnowflakeのALTER TABLEで100万溶かした顔になった

株式会社CARTA MARKETING FIRMでDSP(Demand-Side Platform)の開発をしている機械学習エンジニアのmikanfactoryです。特にMLOpsを担当しています。 背景 当社のDSPでは、配信ログを用いた機械学習モデルによる配信最適化を行っています。データパイプラインは…

DuckDBが思った以上に便利だった話

この記事は CARTA TECH BLOG アドベントカレンダー2024 の12/24の記事です。こんにちは、新卒入社したCARTA MARKETING FIRMのebittです。入社以来、広告ドメインとデータ基盤に跨って大量のデータを扱う業務の多い1年でした。色々壁にぶち当たり、悩み、正直…

CARTA MARKETING FIRMのデータサイエンスエンジニアの生態を覗いてみましょう

この記事はCARTA TECH BLOGアドベントカレンダー12/14の記事です。 こんにちは!CARTA MARKETING FIRMでデータサイエンスエンジニアをやっているsakakey(さかきー)と申します! 今回は、タイトルにある通り、「CARTA MARKETING FIRMでのデータサイエンスエン…

部長になって実質1年経ったので振り返ってみる

この記事は CARTA TECH BLOG アドベントカレンダー2024 の 12/8 の記事です。 株式会社CARTA MARKETING FIRMでDSP(Demand-Side Platform)の開発をしている@wanimaru47です。 2023年10月からDSP部で部長をしています。部長になって早々、2ヶ月の育休に入った…

小型モデル × ONNX Runtime:リアルタイム入札システム改善で学んだこと

この記事は CARTA TECH BLOG アドベントカレンダー2024 の 12/6 の記事です! 株式会社CARTA MARKETING FIRMのDSPでエンジニアをしているmarching-cubeと申します。 ONNXランタイムへの移行 最近、本番環境のリアルタイム入札(RTB)サービスをONNXランタイ…

PyCon 2024 ブース出展レポート!!! ~PyCon初登壇 模様も!~

技術広報しゅーぞーです。CARTA HOLDINGSはPyCon 2024にゴールドスポンサー協賛しました! 2024.pycon.jp 実はCARTAとしては約5年ぶりとなるブース出展...! その模様をお届けします。 ブース出展のテーマ 今回は 「TELECYと CARTA MARKETING FIRMのデータサ…

ビジネスに必要な全てを担い、自分の専門性を見つけ出すフルサイクル開発者のあり方【技育祭2024秋】

今回は2024/09/21,22に行われた技育祭2024 (秋)にて登壇した @pei0804のセッション文字起こしをお届けします! 資料はこちらから: ビジネスに必要な全てを担い、 自分の専門性を見つけ出す フルサイクル開発者のあり方@技育祭 秋 / how-find-own-speciality-…

8年間の進化!CARTA MARKETING FIRMが機械学習基盤を刷新した理由とその成果

TL;DR CARTA MARKETING FIRMのデータサイエンスチームは、8年間にわたり機械学習基盤を進化させてきました。Luigi、AWS SageMaker、Prefectと変遷する中で、「データサイエンティストが最も付加価値を生み出す部分に集中し、時間を費やすことができる基盤」…

「意思決定を選択する」〜新卒3ヶ月を振り返って〜

はじめに CARTA MARKETING FIRMのさかきーと申します。 最近は頭の中にある情報を明文化しておくと言うことの重要性に気づいたので今後への意思表明としてここに置いてきたいと思います。 ただ振り返るのも二番煎じで面白くないので、この記事では僕が特にこ…

PR-Agentを活用したdbtのコードレビュー自動化

こんにちは、株式会社CARTA MARKETING FIRMのVP of Dataの @pei0804 です。 CARTA MARKETING FIRMのデータ基盤Vision では、DataOpsを推進しています。DataOpsとは、データ分析やAI/ML開発のライフサイクル全体を最適化し、品質と速度を向上させるプラクティ…

データ基盤Visionの進化の軌跡-事業の成長と共に歩んだ道のり

こんにちは、株式会社CARTA MARKETING FIRMのデータエンジニア、@pei0804 です。 2022年に生まれたCARTA MARKETING FIRMのデータ基盤Visionがどのような背景から生まれ、進化してきたのかを振り返り、Visionの"Why"を残す試みです。 2020年:レポート基盤刷…

失敗から学ぶシステム開発委託

はじめに こんにちは、CARTA HOLDINGSでエンジニアをしているこんちゃん(@konchanSS)です。 この記事は筆者が新しく発足したプロジェクトのシステムを外部委託で作った経験をチームで振り返った際に得た学びを『システムを作らせる技術』によって補強したも…

CARTA MARKETING FIRMのデータサイエンス、データエンジニアリング基盤の変遷に迫る

TL; DR CARTA MARKETING FIRMでは、データサイエンティストが本質的な価値創出に専念できる分業体制を目指す過程にある Snowflake中心のデータ基盤を活用しながら、プロダクトチームがプロダクト要件に合わせたデータ設計を行える組織体制を実現 プロダクト…

2024 Snowflake Data Superheroes に CARTAの @pei0804 が選出されました!❄️

技術広報しゅーぞーです。今回は CARTAにとってのGood Newsをお知らせします!❄️ 2024 Snowflake Data Superheroes に @pei0804 が選出! 2024/02/08 に 2024 Snowflake Data Superheroes が発表されました。 今回は、世界で80名、日本人は11名が選出 ❄️ な…

dbt x snowflakeで使っていないテーブルとビューを安全に一括で削除する

概要 こんにちは、4月に新卒で株式会社CARTA HOLDINGSに入社し、現在はCARTA MARKETING FIRMのデータエンジニアをやっているharukiです。 私たちのチームでは、dbtとsnowflakeを使ってデータ基盤を構築しています。 データ基盤を使うエンジニアが増え、dbtの…

Snowflakeと共に過ごした一年間。その進化過程と未来へのVision

こんにちは、株式会社CARTA MARKETING FIRMのデータエンジニア、@pei0804です。 昨年、私たちはSnowflakeを中心に据えた「Vision」という新データ基盤構想を立ち上げました。 それから1年、多くの変化がありました。この記事では、Snowflake導入によって現場…

Snowflakeの力を引き出すためのdbtを活用したデータ基盤開発の全貌

当記事は、dbtのカレンダー | Advent Calendar 2023 - Qiita の23日目の記事です。 こんにちは、株式会社CARTA MARKETING FIRMのデータエンジニア、@pei0804です。データエンジニアリングのほか、組織運営やデータエンジニア育成にも携わっています。 本記事…

SELECTを使った手間なしSnowflakeコスト最適化

株式会社CARTA MARKETING FIRMで、データエンジニアをやっている@pei0804 です。 普段の業務は、データエンジニアの仕事はもちろん、組織・採用戦略を考えたり、データエンジニア育成など、データ活用を推進するための色々なことをやっています。 当記事では…

Snowflake SUMMIT 2023参加して、世界のスピードを感じてきた。

Zucksでデータエンジニアをやっている pei です。 2023年6月26日から29日にかけて、Snowflake SUMMIT 2023がラスベガスで開催されていました。 CARTAでは昨年頃から重要なワークロードでSnowflakeを使っています。 今後の活用を推進する上で、最新情報に触れ…

【$13,000→$5,000】AWS S3 コスト削減!! オブジェクト削減とS3 Standardから Glacier Instant Retrievalへの移行

はじめに 新卒3年目のらぴおです。入社当初からエンジニアとして広告事業を営むZucksでアドネットワークの開発、運用に携わっています。 Zucksでは、2022年夏頃から円安の影響でサーバ費が上昇しコスト削減の温度感が高まっていました。 そこで、 僕が携わる…

チームでフレームワークのバージョンアップに立ち向かうための考え方

こんにちは、こんちゃん(@konchanSS)です。 Zucks アドネットワークでは広告配信プラットフォームの開発をしています。その中で、マイクロサービス的にいくつものサービスに分割されて運用されています。 cartaholdings.co.jp Zucksが大切にしているエンジニ…

データをモデリングしていたら、組織をモデリングし始めた話

このエントリーは、2022年6月に開催された「Engineers in CARTA vol.3 #データエンジニアリング」の中で、株式会社Zucks アドプロダクト事業本部の 近森 淳平 ( @pei0804 )がセッションした 「データをモデリングしていたら、組織をモデリングし始めた話」の…

負債返済プロジェクトがチームの動き・意識に与えた変化

こんにちは、こんちゃん(@konchanSS)です。 今回はZucksアドプロダクト事業本部で、2年ほど前からはじまった負債カンバンを作成する動きから 負債返済へのアクションを起こして1年経ったのでそれを振り返ったものです。 負債カンバンとは 負債カンバンとは簡…

The Zen of Zucks

こんにちは、Zucks CTOの河村(@r_kawaiimura)です。今回われわれの日々の営み、大事にしているバリューやプラクティスを言語化したものを The Zen of Zucks として公開することにしました。 The Zen of Zucks Zucksにおける基本的なバリューやプラクティス T…

広告主(とDSP)にとってのプログラマティック広告の世界

このVOYAGE techlogの以前の記事で、「アドテクで膨大なトラフィックを扱うのはなぜか」について解説しました。 広告が掲載されるメディア側のシステム(SSP)では、Webページが配信されるたびに「どの広告を出すと広告収益を最大化できるか」をかけたオーク…

イベント開催を通じて言語化されたチームの共通認識

こんにちは、Zucksのr-kawamuraです。 今回新しい取り組みとして「Zucks Online Meetup」と題したイベントを昼夜4日程で開催しました。 会の前半では、 アドテク業界のこと Zucksのこと 技術力とカルチャー 働く環境や福利厚生 などについてスライドで説明し…

トラフィックの正体から考えるアドテクの面白さ

「ウェブ広告の技術」と聞いて真っ先に思い浮かぶのはどんな技術でしょうか? 日ごろ目にするウェブ広告の印象から、「ユーザの興味に合わせたターゲティング」や「レコメンドのアルゴリズム」といったトピックを思い浮かべるエンジニアの方も多いでしょう。…

技術的負債との付き合い方とその変化

スタートから8年間は今までのやり方でいい感じにやってこれたのですがシステムも人も事業も業界も変化し今までのやり方だけでは不十分ということで、今後も事業を支えられるシステムであり続けるためにもあらためて技術的負債について向き合いました。

アドテクノロジーの変遷とよく使われる用語

VOYAGE GROUPのインターネット広告への取り組みと合わせて、書籍から2つのコラムを引用する形で、アドテクノロジーと言われる技術の変遷やよく使われる用語を解説します。

そーだいなるVOYAGE GROUPの裏側 #Zucks 編 フルサイクル開発者の文化

今日も@soudai1025 こと id:Soudai がお届けします。 そーだいなるVOYAGE GROUPの裏側は #voyagebook のイベントとして、各事業部のエンジニアにパネルディスカッション形式で話をしていく企画です。 第二回の今回は「フルサイクル開発者の文化」と題してZuc…