こんにちは、Zucksのr-kawamuraです。
今回新しい取り組みとして「Zucks Online Meetup」と題したイベントを昼夜4日程で開催しました。
会の前半では、
- アドテク業界のこと
- Zucksのこと
- 技術力とカルチャー
- 働く環境や福利厚生
などについてスライドで説明し、後半では、技術広報の丹野(@tan2) 、わたし、毎回異なるエンジニア2名ずつが出演し、寄せられた質問に対してざっくばらんに回答するパネルディスカッションを行いました。
そこでは多くの方から寄せられた質問に対して、voteが多かったものから残さず回答させてもらいました。今回はその質問を内容ごとにまとめ、5つのダイジェスト動画を作成したのでキーワードとともにご紹介します。
もちろん細かいニュアンスなどは各動画をご覧の上、感じていただければと思います!
- エンジニアから見たアドテクノロジー
- VOYAGE/Zucksにおけるフルサイクル開発者とは
- VOYAGE/Zucksでどのようにフルサイクル開発者になるか
- VOYAGE/Zucksはどんなチームか
- VOYAGE/Zucksでの働き方
- まとめ
- [PR] Zucksは以下のエンジニアを積極的に募集しています
エンジニアから見たアドテクノロジー
中のエンジニアから見たアドテク業界や事業の面白ポイントや、アドテクという技術の社会的な存在価値についての質問が毎回ありました。実際のところインターネットを利用していて広告を見たことがある人は多いと思いますが、広告に関する事業やサービスに関わっていなければピンとこないのもうなずけます。パネルディスカッションの中では、それぞれのメンバーの言葉でその面白さや意義について語っています。
www.youtube.com (6:53の動画です)
インターネット広告とその特徴
- インターネットを支える
- ユーザー、メディア、広告主を支えるエコシステム
- 表示されるたびにリクエストがある
アドテクノロジーの面白さ
- 高トラフィック
- あらゆるメディアのトラフィックを一手に
- 低レイテンシーが求められる
- 膨大な量のデータを扱う
- 普通に設計するだけではダメ
- 取込 < 入力 = 死
- 自己修復できる仕組み
- トラフィックが多いと全てが難しくなる
- いかにサービスを止めずにやっていくか
事業とエンジニアリング
- 技術でビジネスの課題を解決する
- 新しい良い技術が取り入れやすい
- 速さが収益に直接つながる
- エンジニアの力が事業に直結する
- システムやロジックの良さでトラフィックを増やせる
- 事業に直接貢献できる
事業領域の広がり
- オフラインの世界へ広がっている
- あらゆる場所が対象になっていく
- 技術の発展で顕在化していく
- 新しい表現が生まれ続けている
環境変化
- 急激な変化に適応して事業を成長させる
- できることを考え、切り拓いていく
- 新しい変化が続いている
- 変化を楽しむ
VOYAGE/Zucksにおけるフルサイクル開発者とは
VOYAGE GROUPの中でもZucksはフルサイクル開発者(フルサイクルエンジニア)というスタイルで仕事をしています。これについては、フルサイクルとフルスタックはどのように違うものなのか、とよく聞かれました。加えてそれぞれが裁量を持ってサイクルを回していく上で、権限についての考え方などについてもお話ししています。
www.youtube.com (15:16の動画です)
VOYAGE/Zucksにおけるフルサイクル開発者とは
- フルスタックは引き出しの多さ
- フルサイクルは開発のライフサイクルを回す
- なんでもはできない、できることしかできない
- Full Cycle Developer
- 価値を届けることに責任を持つ
- 誰かを待って開発することはしない
- イニシアチブを持ってやっていく
- 何を世の中に届けるか
- 不得手な部分は得意な人とツーリングする
- 一緒にやろう
- 価値を届けるのに必要なことをやっていく
- 役割を分けない
- 何のために作るのか
- 顧客が本当に必要だったもの
- 納得するまでコミュニケーションをとる
- 裁量がある
- 仕事を前に進める力
- 実現したいことにフォーカスする
- 自分で開発したものを運用する
- 本当にやりたいことはなにか
- フルサイクルはマインドセット
開発者全員に大きな裁量とadmin権限がある
- 一人しか関わらないわけではない
- 気付けるようにする
- 危ないところは権限を絞る
- 権限があることで、考えたり、試せる
- メリットが上回る
- 重要度によって使い分ける
- ローンチからサービスが止まったことはない
- 小さくリリースする
- 権限は責任を持つ範囲
VOYAGE/Zucksでどのようにフルサイクル開発者になるか
実際にチームにJOINしてからみんなどのようにサイクルを回していけるようになっていったか、得意領域や専門領域、エンジニアとしての成長などについて語っています。
www.youtube.com (12:07の動画です)
どのようにサイクルを回していくのか
- わからないところは調べるところから始まる
- 知見のある人に聞く
- ベースはドキュメントを読む
- 多くのエンジニアがいて、詳しい人がいる
- 他の事業会社やチームとつながっている
- 勘所やハマりどころを聞く
- 技術を深く掘っていく人たちもいる
- 誰かはやったことがある
- 目の前の重要な仕事を着実にやる
- 点が線になり全体が見えてくる
- フルサイクルは専門性を否定するものではない
それぞれの得意領域
- 機械学習もフルサイクル
- データサイエンスエンジニア
- 強みがある上でのフルサイクル開発者
フルサイクル開発者としての成長
- 裁量があるから挑戦できる
- 自分なりの得意領域を見つけていく
- 危険なところへの感覚値が持てる
- 本番で起きることが想像できる
- 本番でこそ身につく事がある
- 本番で実験がやりやすいビジネスモデル
- コンフォートゾーンをちょっとずつ超えていく
- いろいろなロールモデルがいる
VOYAGE/Zucksはどんなチームか
VOYAGE GROUPとしての共通したエンジニアリングの考え方はありますが、チームごとに雰囲気は異なります。ここでは、Zucksの特徴や実際にJOINしてみてどうだったのかなどについて、それぞれの実体験を元にざっくばらんに語っています。
www.youtube.com (10:50の動画です)
VOYAGE/Zucks チームの特徴
- 貪欲な人が多い
- 本質的な議論をすることが前提
- 職種を超えてプロダクトの話をする
- 職種やチームの垣根がない
- 困っているとチームを超えて助けにくる
- それぞれが主体的に課題に取り組む
- 指示を待つことはしない
- 言った方が良いことは言う
- 誰が言ったかではなく何を言ったかで採用する
- プロダクトに対してみんなが等距離にいる
- 事業会社/チームを超えた協力体制
VOYAGE/Zucksに入って
- VOYAGE/Zucksに中途入社した理由
- 磨き合い成長できる環境
- Zucksはサバンナ
- みんな自律的に動き回っている
- 困っていると寄ってたかって助けに来る
- スゴイ人と働きたかった
- 部署を超えたコミュニケーションがある
- 自然と情報が交換できる
- 感想戦ができる
最初に戸惑ったこと
- 言われたものを作るだけじゃない
- 本当に欲しいものは何か
- 困っていることや悩みを聴く
- ちゃんと仕事してた
- 裁量を持って働く
VOYAGE/Zucksに入って得たもの、そして成長機会
- 可用性の高いシステムと付き合う勘所
- ちょっと先を見据える
- 運用や監視も意識して作る
- 自分たちが運用できるものをつくる
- 成長できる環境がある
- 技術をみんなで磨き上げる
VOYAGE/Zucksでの働き方
最後に、Zucksでは普段みんながどのように仕事をしているか、どんなコミュニケーションをとっているのか、Covid-19の影響を受けてどのように働き方が変わったか、またどんな人と働きたいのかなどについて、実際にあったことを踏まえてお話ししました。
www.youtube.com (10:52の動画です)
VOYAGE/Zucksでのコミュニケーションとフィードバック
- レビューを奪っていく
- フラットで率直なフィードバック
- 信頼関係をベースとした率直なコミュニケーション
不確実性を減らし実現したいコトに向かう
- 方法論はいろいろある
- 膨大なデータ量を扱うことが前提条件
- 様々な要件を加味して一番いい感じに落とし込む
- 誰もわからないゴールを明らかにしていく
- 知っている人を増やす
- 外部の曖昧な仕様と向き合う
- 複数の選択肢を用意する
一緒に働きたい人
- 技術力があることは大事にしている
- 多様性を大事に
- 大事にしているエンジニアリングの考え方
- 変わり続けていくことが大事
- 既存の仕組みに囚われないアイディアを議論したい
- ちゃんと議論がしたい
- 仕組みで改善したい
- 考え方や働き方に共感とさらなる多様性
- 言われたことしかやらないのはやめたい
Covid-19影響下での働き方
- リモートワークで変えたこと
- 何気ない雑談や相談が難しくなった
- ステップ数少なく相談できるように
- 話す頻度を増やした
- イシューから問題解決までのサイクルは変わらない
- 最初はリモートワークの難しさがあった
- つぶやいてオープンにすればすぐに助けにくる
- 何をしているかオープンにして仕事をする
- 誰かが困るのはチームの課題
- 課題があれば気付きたい
まとめ
開催して本当によかったなと思ったことは、当初は採用目線のみでイベントをやろうと思って開催したものの、4回を通して
「なんだ、みんなだいたい同じことを言っているぞ笑」
と感じられたことです。本当にこれが嬉しかった。 今後は、例えばテーマを絞るなどして会の趣旨を明確にしつつ開催をしていきたいなとぼんやり考えています。
[PR] Zucksは以下のエンジニアを積極的に募集しています
エンジニアチームの知見・経験・発想の多角化を目指しています。既存メンバーとはまた違った目のつけどころをお持ちな方とお会いしたいと思っています。
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https://hrmos.co/pages/voyagegroup/jobs/zu-e10hrmos.co
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