社内で「あー、あの人と話してみたいんだけど話したこと無いなー」とか「あの人普段仕事でなにしてるんだろうな〜」とか気になることありませんか?僕はよくあります。
CTOのsuzukenです。今日は僕の好きな制度の1つである、「ヒトノワラリー」とよんでいる取り組みについて紹介します。
ヒトノワラリーとは
ひとことでいうと1対1で30分の雑談をする制度です。 社内で「人の輪」*1を広げていくための仕組みの1つです。
社内ではこんな感じでフローを案内しています。
- まずは身近な人にヒトノワラリーの依頼をしてみましょう。
- 30分程度の時間を設定して、カレンダーで予定を押さえましょう。
- 当日は自己紹介や仕事の話、趣味の話など、どんな話でも構わないので、コミュニケーションをして、相互理解を深めましょう。
- 会話が終わったら、最後に次はどんな人と話したいか伝え、次の相手を紹介してもらいましょう。
- 人数は特に決まっていませんが、5人~10人くらいと話せると良いでしょう。
新しく入社された方にはオンボーディングの一貫でヒトノワラリーをおすすめしています。
普段の僕のやりかた
フローの通りなのですが、なるべくリラックスして話してもらえるようにしています。
みんな社内ブログに自己紹介を書いてくれているので、それをみつつ共通の話題をふってみたりします。
今月だと次のメンバーと話しました。
- DIGITALIOに新しく入ったソフトウェアエンジニア
- fluctに新しく入ったCRE
- CCIのエンジニアリングマネージャー
僕自身もみんなのことが知りたいので、自己紹介を交えついろんな話をきいてます。
- 最近チームメンバーと話できてますか?
- 最近どんなタスクやってますか?
- 普段困っていることありますか?(僕が助けられることはありますか?)
- いま「面白いな〜」と感じているのはどんなことですか?
また僕からも、
- どういう経緯でCARTAに入ったか
- 普段なにを考えているか
- 育児について
などなど、仕事からプライベートのことまでときに応じてざっくばらんに話しています。
議論の前に対話、対話の前に会話
ヒトノワラリーで意識しているのは雑談をすることです。リラックスして、まず僕自身を知ってもらいつつ、会話をすることを大切にしています。
CTOの役割として、社内向けのアナウンスや仕組みの話をする機会が多くなりがちです。仕事の議論の前に、まず個人としての会話から始めたいと考えています。
CARTAのテクノロジーに関する将来の指針であるTech Visionの価値観の1つに「共に信頼し、共に創る」があります。この「信頼」をつくるために、まず最初に必要なのは会話だと考えています。CARTAの中にいるメンバーなら、だれもが信頼され、より安心して背中を預けて前進できるように。ヒトノワラリーに限らず、社内バーAJITOや社内カフェガーデンでの雑談も、そうしたつながりを生み出す時間として個人的にも大切にしています。
参考記事
CARTAのオウンドメディア、「EVOLUTiON」の若手社員座談会でもヒトノワラリーについて書かれています。
*1:ちなみにhitonowaという社内ツールもあるのですがその話はまた後日書いてみようと思います。