相談と丸投げは違うよと気づいた話 ─ サポーターズ内定者アルバイトで学んだこと ─

はじめに

入社したてホヤホヤ、24新卒エンジニアのふっちーです。新卒として、社内にフレッシュな風をお届けすることを生業としています。 2023年の10月から、サポーターズで内定者アルバイトとして受け入れていただいていました。この記事は、内定者アルバイトの最終日にサポーターズで過ごした半年の振り返りとして、社内のブログに投稿した記事になります。入社前に気づくことができてよかった学びが沢山あったので、もしよければご覧ください!

サポーターズでのお仕事

内定者アルバイトではサポーターズのTech Studio(エンジニアチーム)に配属となりました。 初めて直接お会いする日、私が見つけやすいようにオフィスでサンマのぬいぐるみを振り回してくれていたOJT担当が強く目に焼きついています。

サポーターズで大事に飼育されているサンマ

具体的な仕事の内容については、私が週2勤務であるため大がかりなタスクに携わりにくいこともあり、他のTech Studioの方達が手を回せないような細々とした改善系タスクを潰していっていました。 昔、自分がサポーターズの学生ユーザーだった頃に欲しかった機能を実装したり、バグを修正して顧客となる企業の混乱を未然に防いだり、社内スタッフの方の要望を聞いて落とし込んだりなど、貴重な経験が出来ました。 ちょっと触ったことあるくらいの理解だったReactや、名前しか知らなかったScalaを書くことになったため、大分苦しめられることになりましたが、多少は人に見せられるコードが書けるようになったと思います (そうであってほしい) 。

内定者アルバイトを通じて学んだこと

サポーターズでの内定者アルバイトでは大きく3つのことを学びました。

  • 分からないことが前提なんだから、恐れずに質問しよう
  • 相談と丸投げは違うよ
  • 仲間の仕事を理解しようとする気持ちは大事だぜ

それぞれOJT担当・Tech Studio・サポーターズから学ばせてもらいました。コーディングスキル以上にマインド面の学びのほうが大きかった印象です。

OJT担当から ~分からないことが前提なんだから、恐れずに質問しよう~

OJT担当には非常にお世話になりました。これは自分の良くないところなのですが、こんな初歩的(だと思い込んでいる)なことを聞いて時間を割かせてしまうのは迷惑じゃないかなと思い、あまり人に頼らず1人で考え込んでしまうことがよくあります。そういった時にpingを飛ばして(助けて)くださるので、とても助かりました...。OJT担当とのアルバイト期間の振り返りで「あんまりふっちーは質問してこなかったから楽だったんけど、もうちょっと頼ってくれても良かったんだぜ」と言われたことがありました。その時、自分が感じているハードルと相手が期待しているハードルにギャップがあったことに気づきました。内定者アルバイトという「わからないことが当然である」立場でもあったので、もっと自分から助けを乞いに行けばよかったと思っています。入社したらもっと新卒の顔つきでどんどん質問していこうと思っています。ペアプロ(されるほう)の鬼を目指します。

Tech Studioから ~相談と丸投げは違うよ~

また、Tech Studioの皆さんには懇切丁寧に育てていただきました。風通しが良いフラットなチームだと感じており、メンバーそれぞれがしっかりと意思を持って行動されています。対して、私は自分の中で持っている意見や仮説を言わずに相談をチームの方々に持ちかけてしまい「あなたはどう思いますか?」とフィードバックされがちだったんですよね。そこでようやく「相談」とは相手に意思決定を委ねることではなく、自分の意見も伝えたうえで認識のすり合わせをすることなんだな、と気づきました。これが内定者アルバイトをしてきた中での1番の学びでした。これまで私が相談だと思ってやってきたことは「丸投げ」だったわけです。 また、それぞれ得意分野を持ちつつ他分野に対しても理解があるため、チーム内で支え合うことができている点が素晴らしいと思いました。自分も頼られる側になれるよう、精進しようと思います。

サポーターズから ~仲間の仕事を理解しようとする気持ちは大事だぜ~

サポーターズの皆さんにも、優しく接していただきました。メンバー全員が一丸となっている事業部というイメージを持っています。他の事業部と比べて少数精鋭であるということもあると思いますが、部署を越えて助け合う精神を皆さんが持っていました。自分の仕事とは違くとも相手の仕事を理解しようとする気持ちがあるため、上手く補い合って事業を推し進められているのだと思っています。エンジニアもその例に漏れず、部署を横断してサポートしていたことが印象的でした。エンジニアの職責を超えた範囲でも「ちょっとだけ知っている状態」にして寄り添えるエンジニアが私の理想像なので、そのような環境に身を置けたことはとても幸運でした。

おわりに

内定者アルバイトとして半年もの間、大変お世話になりました。すぐに入社して戻ってきますが、この初心を忘れずに過ごしていこうと考えています。ありがとうございました!

(ちなみにサポーターズに配属となりました。これからもっと大変お世話になります。)