【GA4】Google Analytics 4 (GA4)の分析ハブ(Analysis Hub)を使ってみましょう!

グーグルアナリティックス4(GA4)で変化した分析機能を使ってみましょう。

GA4の分析機能の変化

GA4は、以前の有料版である「GA360」のみ提供していた機能の分析ハブを無料で利用できるようになりました。
既存のユニバーサルグーグルアナリティクスは、定義された報告が存在しており、その中で限られた変化が可能でした。

ですが、Googleアナリティクス4(GA4)は分析のハブを使用することによって、より柔軟で自由な分析が可能です。

ユーザーのアプリとウェブ使用の相互作用をより具体的に分析することができるようになりました。

★ イベント単位で目標到達プロセスの設計が可能になった。
★ 多数のセグメントであるとき、重複領域の分析がさらに容易になった。
★ データ収集だけでなく、分析が可能になった。
★ グーグルアナリティックス4(GA4)は目標設定せずに、既存のデータで設計が可能になった。

探索

探索では、測定基準(Dimension)ごとにセグメントの顧客利用/取引/イベントの割合の確認ができます。緑の領域が測定基準です。

レポートの変数部分は、期間の設定、セグメント(Segment)、測定基準(Diemsion)、測定項目(Metric)が存在します。


カスタムレポートを作成するには、変数部分の変数をタブの設定部分に移動する必要があります。
知りたい情報に沿ったテンプレートを探して、「変数」と「タブの設定」を加えていくことで、より詳細なユーザー動向を計測できます。

セグメントの重複

グーグルアナリティックス4(GA4)各セグメント別のユーザー重複を分析し、特定の潜在的な顧客を把握および生成することができます。
セグメントは、ユーザー、イベントに基づいて指定することができます。

経路の解析

イベントデータに基づいて、ユーザの行動フローのレポートの確認ができます。
ユーザーがたどった経路がツリー形式で表示されます。

セグメントの設定には、「カスタムセグメント」「テンプレート」「おすすめ」があるので、目的に沿って絞り込みができます。

コホート分析

数週間にわたってユーザーの獲得日基準で測定項目(Metric)を比較することができる分析レポートです。

コホートの分析は、コホートを含む条件/再訪問基準/同質の集団細分化の基準を選択することができます。

・コホートへの登録条件
①初回接触
②すべてのイベント
③すべてのトランザクション
④すべてのコンバージョン

・リピート条件
①すべてのイベント
②すべてのトランザクション
③すべてのコンバージョン

・コホートの粒度
①毎日
②毎週
③毎月

条件をかえた分析のイメージ↓

上記の分析は、手法に関するものであり、他にもテンプレートギャラリーで使用事例/業種に応じたレポートのサンプルが存在しています。
グーグルアナリティックス4(GA4)で分析しようとするデータに応じて分析ハブをうまく活用していきたいと思います。

ありがとうございました!