kintoneはじめの一歩を爆速で進む方法

こんにちは

いつかは試験を受けようと、アソシエイトのテキストをパラパラと眺めてはそっと閉じを繰り返しているkinotneの使い手 くらっしーです。要するにまだ試験に合格をしていないので、今回もまた「使い手」という勝手系の名乗りをしていこうと思います。

kintoneはじめの一歩を爆速で進む方法

煽り気味のタイトルですがkintone初心者のころ、とある手段でアプリ作成のコツを掴み、さくさくアプリを作れるようになったのでその方法を公開しようと思います。

アプリストアを全力活用

kintoneアプリストアにはたくさんのkintoneアプリが用意されており、ダウンロードして使うことができます。しかも追加料金なし!さらにはカスタマイズして使うこともできるので、必要な項目や機能を追加したり、削除することで自分オリジナルのカスタマイズアプリを作成することができます。

追加料金なし!カスタマイズ可能!
これが今回のポイントです。その方法とは

100本ノック

やり方はシンプルに、kintoneアプリストアにある無料のアプリを手あたりしだい追加して使って設定を見る。これを100以上あるアプリで繰り返すだけ。これで爆速でアプリ作成のコツが掴めます。
1アプリに10分程度時間を使うと

1アプリ10分×100アプリ=1,000分(16時間40分)

約2日間かかりますが、これだけやればkintone初心者から中級者にレベルアップできます。 ここでいう初心者と中級者のレベルイメージはこんな感じ

初心者
いくつかの道具(フィールドなど)の基本的な使い方を知っている

中級者
さまざまな道具を知っている
道具ごとに多様な使い方をしっている
やりたいことに対してどの道具が使えるかがわかる
そのなかでどの道具が適しているかがわかる
やりたいことに対して、どのように道具を使って組み立てていけばよいかわかる

テキストやヘルプページなどで一つ一つ使い方を学習して実践に移行していくのもよいですが、目的が知識の習得ではないので、実践の中で使い方をマスターしていくほうが現実的かなと思います。

そして使い方を知っている(初心者)から使える(中級者)になると、作りたいものを新規からサクサク作れるようになります。

新規アプリ作成画面

この状態からサクサクアプリを作れるようになれば、脱初心者ですね。なお、ヘッダー色は欅坂46のチームカラーの緑に変更しています。

2日の時間を投資して、ある程度のレベルまで到達できるので投資のコスパは良いと思うのですが、
100本ノックをするなんて「僕は嫌だ!」という 方へ

100本ノック気づきメモ

1ノック5分~10分でまわすのでどんどん過ぎ去っていくのですが、 なるほど!面白い!参考になる!と 自分のアンテナに引っかかったものはメモに残していくと良いでしょう。参考までに当時のメモを置いておきます。100本のノックを打つ時間のない忙しい方にも参考になればと思います。

フォーム
・[文字列(1行)]は入力文字数の制限ができる
・[文字列]に初期値を使えば、サンプルの文言を入れられる
・[文字列]の初期値の活用。変更が少ないものをデフォルトでいれる
・[チェックボックス]は項目が複数ではなく、ひとつでもよい
・フィールドコードに全角かっこ()は使えない
・フィールドコードの半角かっこ()はアンスコに置き換わる
フィールドコードの最初を数字にすると、数字の前にアンダーバーがつく
・[時刻]に初期値を設定できる
・[時刻]で初期値フラグをはずすとで30分刻みの入力がしやすい
・特定の時間を選択する場合は、[ドロップダウン]の項目の選択肢に時刻を設定する
・[添付ファイル]はファイル管理にもつかえる。クラウドでの資料共有など
・[添付ファイル]で資料共有するとクラウドでみんなが見れるができる
・[スペース]を使ってフィールドの位置をそろえる
・フィールド名の書式を変えたいときは、フィールド名を表示しない&[ラベル]で記載する

一覧
・自分が作成したレコードのみ表示する、ができる
・指定したフィールドに特定のワードがあるレコードのみ表示する、ができる
・一覧の幅は保持されるっぽい
・時間系のデータは、カレンダー形式を活用するという手もある
・一覧に複数テーブルを表示することできる

個別レコード
・変更履歴の項目が色つきでおえる
・コメントに履歴を残す。コメントで議論をするができる
・レコードが更新された場合にメールを飛ばす、ができるかも
・レコードごとで帳票的に印刷することもできる。写真つきとか良い。
・csv取り込みによる既存データの活用
・エラーチェックをJSで

シンプルにサイボウズ社が考える基本的なアプリの作り方、つまりkintoneを作っている側の人たちがどのようにフィールドを使って、組み合わせて、アプリを作っているのかを知りたくてはじめた100本ノックですが、その後のアプリ作りを進めるための大きな基礎力アップとなりました。

この方法で、kintoneは何でもできるけど自分では何にもできない状況から、自分で考えたものはサクッと手軽に作れるに爆速でレベルアップできるので、ひとつのやり方の参考になればと思います。

次回は、アソシエイト試験の合格への道(仮)です。落ちていたら、違う記事にするので、察してください。