過去最大規模のTreasureへ!インターン裏側奮闘記

こんにちは!新卒エンジニア採用担当のさとみん(@satomin35y)です。 CARTAの夏の風物詩、インターンシップ「Treasure2022」が先日無事終了しました! 今年はTreasure生37名を迎えての開催と、過去最大規模での開催に挑戦しました。 最大規模での運営をするにあたってどんなことに挑戦したか、Treasureの企画隊長だった私の視点で裏側奮闘記としてお届けしたいと思います。

この記事の楽しみ方

  • Treasure生:裏側そんな感じだったのか!と開催と照らし合わせてお楽しみください!

  • 来年以降Treasure選考に挑戦する未来のあなた:Treasureがどういう思いで成り立っているのか、我々のTreasureへの想いの側面で楽しんでいただけると嬉しいです。

  • CARTA社員:そんなことあったな〜とお酒の肴にどうぞ🍶🐟

Treasure2022奮闘ポイント

  • プロローグ:俺たちは受け入れ人数を増やすんだ
  • 第1章:講師SDGs計画
  • 第2章:社内サポート体制の改革
  • 第3章:Treasure生横のつながり大作戦
  • 第4章:結論、Treasure2022を振り返ると…?
  • エピローグ:来年に向けて

ちなみに、Treasureってなんだ?という方はこちらに記事をまずはご覧くださいね。 https://techblog.cartaholdings.co.jp/entry/treasure2022-planning techblog.cartaholdings.co.jp

プロローグ:俺たちは受け入れ人数を増やすんだ

Treasureは例年定員が24名で実施していました。過去振り返っても最大人数は30名。 そんな中、今年は定員40名という枠で実施する決断を下しました。その背景はこちら。

\例年Treasureへの応募が増加している!/

ありがたいことに、過去のTreasure生が口コミや参加記を残してくれることで毎年応募人数が増えておりました。本当に感謝感激ありがとう。キュンです…!ただし、本来参加してほしい人たちにも定員都合で参加できないケースがここ数年続いており心苦しいお気持ちでした😢

ということで、学生のチャンスを奪ってはならぬ!なんとかして受け入れるぞ!ということで、今年はMax40名を定員にする決断を下しました。この決断が2022年1月、そして俺たちのTreasure改革への戦いがここから始まったのだ…。(ちなみに実参加は37名で着地しました)

第1章:講師SDGs計画

Treasureの形式は講義+チーム開発。講義でWebについて体系的な知識を身に着け、実際にチーム開発をする中で講義の知識を使いアウトプットをすることで、学びを最大化する構造になっています。そのすべての基盤になるのが講義パートであり、講師の選出がTreasureとしても最初のスタートになっています。 結論、従来は各講義(バックエンド・フロント)を講師1人体制のところ、今年は2人体制に変更しました。変更背景はこんな感じ。

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①学生の人数が増えても講師のフォローが行き届くよう講師2名体制へ🧑‍🤝‍🧑

もちろん、講師1人で40名近い学生コードを読むのは大変すぎてサポート手薄は申し訳ないという我々事情もありましたmm

②講師1人体制では何かあったときに終わる!という側面も

体調不良などの場合に講義ができない可能性もはらんでおり、トラック係数を上げにいこうとの意思決定を実施(逆に今まで1人体制にしていて本当にごめんなさい…🙏)また1人体制では次の講師に引き継ぐコストも莫大ということで、Treasureの持続可能スコア、SDGs数値を上げにいこうと2人体制へ。

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この段階で、バックエンド講師にyanyan(@YangYang_pareto)、pei(@pei0804)。フロント講師にrail44(@rail44)とちゅうこ(@y_chu5)。アイデア講師にれいさん・ガイアさんを選出。また、DBモデリングは今年もCARTA技術コーチのtwadaさん(@t_wada)が務め、講師7名体制でプロジェクトが始まりました

第2章:サポート体制の改革

次に着手するはサポート体制。学生人数を拡大してもサポートの質を落とすまいと模索を始めました。体制を考えるにあたって考えていたのは下記。

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1. 困ったときにすぐサポーターに聞ける環境があること

社内では困ったときにすぐ聞ける、この環境はTreasureでも絶対体感してほしいし、このことがみんなの学びの最大化に繋がるのでフォロー体制を薄くはしたくない。

2. 学生とサポーターの距離感を縮め、CARTAの雰囲気や人柄をより体感できる体制を作ること

これは人数拡大に伴う課題というより、ここ数年Treasureをオンライン開催してみての課題。サポーターが見守ることが中心になると我々の雰囲気を感じづらい構造になってしまうのでなんとかしたい。

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上記を踏まえ、Treasureについての壁打ち相手、アドバイザーののざ(@yuunoza)・さっくん(@saksak119)のお力を借りながら体制を検討。そして今年の体制は下記で実施しました。

【講義期間】

TAを内定者全員へお願いする!17名のTA体制へ

Treasureの講義ではグループに分かれディスカッションする機会が多く、そうなると最大10チームに分かれる構造へ。チームで分かれた際に困ったり質問があるときにすぐ解決ができるよう、23卒で入社予定の17名全員へTAをお願いしました!結果、全チームにTAがつく構造へ。みんな快く引き受けてくれて本当にありがとう!

チーム開発期間

例年の1チームあたり2人のサポーターがつく体制から、今年はチームサポーター・フリーサポーター・シニアサポーターという役割へ体制改革!(以下、社内で馴染み深いチムサポ・フリサポ・シニアサポ表記へ)

<チムサポ👦>
  • チームに1人専属でつくサポーター
  • 今年は若手2−3年目から抜擢することで、Treasure生とサポーターの距離感を縮めることを狙いました。
  • 困ったときにすぐ聞ける頼れる先輩として大活躍でした、みんなありがとう!
<フリサポ🙋>
  • チームサポーターが1人でチームを見るのは大変ということで、遊撃的にお助けいただく役割として設置。こちらも2−4年目の若手のみなさなにご協力いただきました👏
  • フリサポは1人あたり2チーム見る形で、チームが困ったときにヘルプに入る形へ。
  • みんな困ったらガンガン壁打ちに入ってくれて本当に頼もしくて感謝しかないですありがとう。
<シニアサポ👨‍💻>
  • 当初はチムサポ・フリサポの体制のみで検討していましたが、シニアエンジニアの考え方に触れる機会を学生に体感してほしいという声がチムサポ・フリサポから上がり急遽設置したポジション
  • ちなみに「シニアエンジニアの方にも関わっていただきたいんです」と相談を持っていくと、FBするしなんならチームに入るよ!と返答いただきシニアサポにも1人あたり1−2チーム見ていただくことがあっさり決まり、神かな?と私はめちゃめちゃ感動しました🥺
  • ちなみにご協力いただいたメンバーは子会社CTOや社内最高グレードのE4エンジニアとなり神様のようなメンバーがTreasureに関わってくださる結果に!うれぴい。
<人事サポ🙆‍♀️>
  • 名前の通り人事のサポーター
  • 困りごとがあれば相談に乗ったり、面談などを通しみんなの目標達成をサポートする役割
  • こちらも1人あたり1−2チームを見る体制で実施しました

このように、過去のTreasureからはサポーター体制自体も変える意思決定を行い、最終的に今年のサポーター(TA・チムサポ・フリサポ・シニアサポ・人事サポ)は合わせて46名の体制へ!感謝を込め名前も書きたいけど46名は多いので割愛でごめんね。なお、講師・アドバイザーも合わせるとこの段階で55名という大所帯になりました!

また、Treasure中にCARTAについてお伝えするお昼のミニコンテンツ「CARTA Info」でさらに7名のご協力が、そして面接官のみなさまも加えると、トータル93名のみなさまにご協力いただき今年のTreasureが成り立ちました。本当に、本当にありがとうございました!!!

第3章:Treasure生横のつながり大作戦

サポート体制はなんとかなった!という一方、人数拡大をするとTreasure生同士の横のつながりが薄くなるのでは…?という次の懸念が浮上。今まで以上に交流ができる座組を見直そうと、今年は新たに事前交流会・前夜祭のLT大会を実施しました。

事前交流会では講師から事前課題の学習ポイントを伝えてもらい、前夜祭ではサポーター・Treasure生から有志でLT登壇を募りLT大会を実施。また、ともにTreasure生同士で雑談する時間も設け、Treasureが始まる前に少しでもお互いの顔がわかる状態になり心理的にリラックスして本番に臨んでほしい!という想いでの企画でした。こちらもTreasure生から、「楽しかった!」「不安が軽減された」などの声をもらい我々も一安心でした。

また、Treasure期間中も朝会や夕会で他のTreasure生と交流する機会を設けたり、テーマ別のAjiting Dayも作るなど試行錯誤を行い、Treasure生同士の交流頻度も例年より増やすことができました。Ajitingでは社員やTreasure生との雑談はもちろん、Apexやスプラトゥーンの戦いが始まったり、伝言ゲームをしたりと個性豊かな交流が繰り広げられました。

第4章:結論、Treasure2022を振り返ると…?

色々と社内的には挑戦が多かったTreasureですが、これまで大切にしてきたTreasureへの想いをぶらすことなく終えられたのではないかと思います。Treasureを企画する中で大切にしている想いはこちら。

  • Treasureを技術的な成長につながる機会にしてほしい
  • 同世代の仲間を作る一助にしてほしい
  • 価値があるもの創りに向き合い、仲間とプロダクトを作り上げる楽しさや素晴らしさを体感してほしい

もちろん、もっとよくできたり改善箇所もたくさんあるのでそこは現在社内で絶賛振り返り中です。

そしてTreasure生からは以下の声をいただきました。(一部参加者の声抜粋)

​​3週間の間でやったことのないことをたくさん経験でき、非常に濃い体験ができたからです! アーキテクチャの話やアイデア出し、DB・ API設計などは非常に学びが多く、今後のエンジニアとしての活動にも必ず活きる経験だと感じています。

あとチーム開発を通じて得られたものが大きかったと思います。長期のインターンなどでチーム開発の経験はあったものの、1からサービスを作った経験がなかったので、その難しさや楽しさを体験して、本当の意味でチーム開発ができた気がします!自分に対する理解が深まったのも、大きな収穫です。

また、CARTA InfoやAjitingの時間などが設けられていたことで、社員の方やTreasure生と何度も会話する機会が多かった印象で、会社の理解にも繋がり、今ではCARTAの一ファンになりました! 「生まれ変わってもまた参加したい」、そう思わせてくれる最高のインターンでした。


技術的な観点では,特にGoのスキルアップにつながったと思います.課題やチーム開発での経験を経て,以前より記事や書籍の内容が理解できるようになったと感じています.また,ベースアプリの設計なども閲覧することができたため,docker周りなどのコードを見て,今後の個人開発で参考にしてみたいと思います.swaggerについてもなんとなくだった理解が,実際に操作できるまでに向上しました.

アイデア出し,チーム開発についても,初めてのことが多かったですが,自分の特徴を把握した上で,チームに対してアクションをとることができたと感じています.それと同時に,自分にはないものを持っているメンバーに対してのリスペクトもすごく感じ,多方面で成長したいなと強く感じました. ここまでのボリュームかつ,社内の明るい雰囲気で運営されているインターンは他にないと思うので,参加できて本当に良かったです!ありがとうございました!

みんな本当に参加してくれてありがとう。最終日は我が子を見守る母じゃん👩‍🍼!と社内エンジニアに突っ込まれましたが、本当にみんなの成長や熱量高く取り組む姿勢が嬉しくて菩薩顔になりました。3週間走り抜けたTreasure生のみなさん、本当にお疲れさまでした!

Treasure思い出集

事前交流会のときはちょっぴり緊張も見られたけど…(謎のTreasureTポーズ…笑)

講義を受けたり…

アイデアをみんなで出したり…

みんなでお誕生日会をしたり…

全力で開発する中で…

最高の最終日を迎えられたね!みんな本当にありがとう!

エピローグ:来年に向けて

無事に終了したTreasure2022ですが、来年につなげるために今年の振り返りはすでに始動しており、よりよいTreasureになるようさらなる模索をしてゆきます。来年も今年のような形式になるかはまだわからないけれど、CARTAが大切にする想いはぶらさず、さらなる進化につなげ、学生さんへの成長機会を提供し続けたいです。

ちなみにTreasure2022の内容が知りたい!という方は下記参加記Twitterハッシュタグ #carta_treasure を参考にどうぞ。それでは、また来年のTreasureもお楽しみに!

みんな参加記ありがとう〜!ラブ!

https://note.com/kyuya417/n/na545bb07649anote.com

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