この記事ではCARTAのエンジニアサマーインターンTreasure・Sunriseをわかりやすくご紹介します!また、後半ではTreasure・Sunriseに参加し、「進化」したことを経験者に聞いてみました。
内容は2024/03/17(日)に技育祭2024(春)登壇で話された内容を一部編纂しています。
Treasure概要
Treasureは、3週間のエンジニア向けインターンシップです。 チームでWebアプリケーション開発に取り組み、もの創りの楽しさや難しさを体験できるプログラムとなっています。
前半は、CARTA HOLDINGSのエンジニアによる Webエンジニアリング講義 があります。技術的な内容だけでなく、ユーザーヒアリングやアイデア出し、データモデリングの方法などプロダクト開発に必要なスキルを学べます。
後半は4人1組のチームに分かれ、講義で学んだ内容を活かしながら実際にプロダクト開発を行います。 各チームにはエンジニアが2名サポートとしてつき、手厚いフォローを受けられます。
昨年は、バックエンドにGo言語、フロントエンドにTypeScriptとReactを使用していましたが、今年は技術スタックが変更になる可能性もあります。
3週間という期間を通して、エンジニアとして必要な考え方や、チーム開発の進め方を実践的に学ぶことができる、貴重な機会となっています。
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Sunriseの概要
※現在、インターン内容を企画・検討中のため内容が少し変更になることがあります。
Sunriseは、5日間のインフラパフォーマンス改善インターンシップです。目標は、渡されたアプリケーションを改善し秒間30,000リクエストを処理できるようにすることです。
最初に参加者には非常に遅い実装のGoアプリケーションとAWSインフラ環境を渡されます。
5日間のプログラム中、チームは90分の開発と20分のナレッジシェアを繰り返し行います。
各チームが試行錯誤しながらパフォーマンス改善に取り組むことで、お互いの進捗やアイデアを共有し刺激し合える、ゲーム感覚で楽しめるインターンシップとなっています。 参加者はGoとAWSの実践的なスキルを身につけつつ、インフラ改善の面白さを体験できます。
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Treasure・Sunriseでどう進化した?
ここからはTreasure・Sunriseに参加し、「進化」したことを経験者に聞いてみました。内容は2024/03/17(日)に技育祭2024(春)登壇で話された内容を一部編纂しています。
登場人物
すずけん: CARTA HOLDINGS 執行役員CTO。CARTA Generative AI Lab長。Treasure経験者。
りゅーや: 22新卒エンジニア。Treasure経験者。株式会社DIGITALIO所属。デジタルポイントサービスデジコにおいてフロント・サーバ・インフラを幅広く担当。CMS導入や懸賞システムの開発を主導。
とよ: 23新卒エンジニア。Treasure・Sunrise経験者。株式会社CARTA MARKETING FIRM所属。広告配信事業Zucksにおいてサーバサイド・インフラを主に担当。AWSコスト最適化やリエンゲージメント機能を開発。
インターンの探し方
すずけん: 実際、皆さんがサマーインターンを探している時に、どういう軸でサマーインターンを探したのか聞かせてください。
りゅーや: 面白そうなインターンを探していたのですが、1つのインターンの中で、アイデア出しからリリースまで1つのサービスを作れるようなインターン を探していました。Treasureはまさにそれだったので応募しました。
とよ: 高専1年生のときに、 先輩が「Treasureというインターンはいいぞ」と教えてくれました。 そのときに知って、自分が就活のときに行ってみたいなと思っていたため参加しました。
Treasureを選んだ理由と良さ
すずけん: ありがとう。では、2人がTreasureを選んだ理由はなんだろう?
りゅーや: TreasureはWeb技術について体系的に学べる講義があります。実際に僕みたいな文系の人で独学で学んでいくと、体系的に学べる場所がないんですよね。プロのエンジニアから体系的に教えてもらえる機会っていうのはすごい魅力的**に感じました。
すずけん: ありがとう。実際、Treasureの講義ってめちゃくちゃコストをかけて作ってるんだよね。実際どうなの?
りゅーや: めちゃくちゃ良かったです。ただ、もうついていくのに必死でもう全力でやってましたね。
とよ: Treasureは、講義で参加者の技術レベルがある程度揃った状態で開発に入れます。元々技術力があるいろんな背景を持った人と同じ知識を共有した状態で開発が始まるのですごく体験が良かったです。
りゅーや: あと、Treasureでは、現場のプロのエンジニアから自分が作ったプルリクエストに対してレビューをもらえたのがとても新鮮で...良い経験になりました。
Sunriseを選んだ理由と良さ
すずけん: とよは、Sunriseも参加してるけどどうだろう?
とよ: Sunriseにいった理由は、Treasureの体験がとても良かったのがきっかけです。Sunriseは、アプリケーションのログデータと結果を見て、それを元に改善していくみたいな形で進めます。自分は研究でもデータ分析をやっており、そそられる内容だったので行きたいなって思いました。
すずけん: そうなんだよね。Sunriseの流れって実はめっちゃ業務に似てるよね。まさにフルサイクル(開発)って感じで、結果から次の1手を決めて改善していく流れが体験できるよね。
Treasure・Sunriseに参加して実務に活きてる?
すずけん: 今は事業の中で開発していると思いますが、その中でTreasureの経験は活きていますか?
りゅーや: めちゃくちゃ活きてると思います。Treasureでは開発期間が限られた中で、いかに良いものを作るかが求められるので、作りたいものを時間内に間に合わせる力が明らかについたと思います。その場でプロのエンジニアがずっと話を聞いててくれるので、そこでアドバイスをもらってフィードバックを受けてよりやり方を高速で変えて改善してって締め切りに間に合わせるっていうのがいい体験でしたね。
すずけん: なるほどね。とよはどうだろう?
とよ: 私はSunriseの経験がめちゃくちゃ活きてると思っています。Sunriseでは、データを見て次にどうするかをチームで意思決定していくのですが、そこで自分の意見を言語化して伝えていくことの重要性を学びました。これは業務でも本当に重要だと感じています。
すずけん: そうだよね。言わないと伝わらないもんね
Treasure・Sunriseに参加して進化したこと
すずけん: インターンに参加した結果、どのように進化したと感じますか?
りゅーや: 1つのサービスを完成させるまでの完成力や、予測しないことが起きた時の対応力がめちゃくちゃついたと思います。どういう姿を目指しているのかとかやってみて分かったことが出てきたあとにそれをどう調整していくのか。何か完成させるまでの完成力というか、何か予測しないことが起きた時の対応力とかが僕はめちゃめちゃついた気がします。
とよ: Sunriseではデータを見て改善していくサイクルを回すことが、まさに業務でやっていることそのものだな、と思ってて。その改善サイクルを回すために、チームへ情報を共有する言語化力が進化したと感じています。
エンジニアに必要な資質は貪欲さと速さ
すずけん: エンジニアとして進化するために必要だと思うことは何ですか?
りゅーや: 何よりも必要なのは貪欲さだと思っています。 自分は何がやりたいのか、そのやりたい思いをどこまで形にできるのかは、強い気持ちが必要だと思います。その気持ちさえあれば、どんな困難があってもいい感じになって、やりたいことは達成できるんじゃないかなと思います。
とよ: 速さがすごく重要だと思っています。1回やってみて、フィードバックをもらって、さらに改善して次にトライするというサイクルを速く回していくほど、すごく成長していることを感じます。そのサイクルを速くして回数を稼ぐことが重要だと思います。
エントリー募集中
CARTAのインターンであるTreasureとSunriseでは、プロのエンジニアからの指導や、チームでの開発を通して、エンジニアとしての成長を得ることができます。ぜひ、やりたいことへの強い思いを持ち、フィードバックを受けながら高速で改善していくことに挑戦する学生の皆さんの参加をお待ちしています!
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