第一回CARTAテック川柳評価会

こんにちは! @jewel_x12 です。

今年も12月がやってきました。12月と言ったらクリスマス、クリスマスと言ったらアドベントカレンダーです。 CARTA TECH BLOGではアドベントカレンダーをやっていきますよ!

社内の若手エンジニアからは「アドベントカレンダーってなんですか?」という声も聞こえています。技術系アドベントカレンダーの風習ってもう古いのでは……?という疑念もわいてきましたが、クリスマスと言ったらアドベントカレンダーなんです。やっていきますよ。

今回は毎日の更新を目指さず、かなりゆるめにやっていきます。次回のアドベントカレンダー記事は数日後に更新予定です。内容もジャンルを問わず、めちゃくちゃゆるくやっていきますよー。

ということで最初の記事はCARTAテック川柳評価会を開催した話です。

テック川柳評価会とはなにか?

守りたい 君の笑顔と PSR

PSR: PHP Standards Recommendations

こんな川柳をCARTA HOLDINGSのエンジニアから集め、投票で一番人気の川柳を決定する会です。 投稿した川柳が一番人気になるのは名誉なことです。ご褒美は特にありません。

なぜテック川柳評価会をしたのか

弊社には技術力評価会という制度があります。半期でやってきたことを別部署のエンジニアに説明する会が開催され、その会ではスキル評価やフィードバックをします。

techblog.cartaholdings.co.jp

そういった制度の中にいるエンジニアが、川柳の評価会をやっていくのは自然な流れなのです。

最優秀賞

それではさっそく最優秀賞から。

クソコード 誰だ書いたの 自分やん

by みっ

自分のコードが数年後に自分の足を撃ち抜いたとき───

それに気付けるあなたは、あの時のあなたよりも確実に成長している。

獲得票が最も多かった句です。共感した人たちが多かったのでしょうね。 みっさん、最優秀賞おめでとうございます。

優秀賞

Twitter 何より早い 情報源

by 道産子太郎

地震があったり、GitHubが落ちてるように見えたりした時、一番最初に見に行くのはTwitter。 今後も安定した情報源だといいですね。

道産子太郎さん、優秀賞おめでとうございます。

佳作

たくさんある佳作の中から、ジャンルに分けていくつか紹介します。

「型パズル どうしてそこに nullがくる」

「型がある そういう言語は あり型い」

「型が無い ああ型が無い 型が無い」

「TSで 補完効かない ありany」

この辺りは人気のジャンルでした。動的型付け言語利用者の叫びのようなものもありますね。 個人的には「ありany」が最優秀賞なんですが、川柳全体ではなくギャグを評価しているだけだということに気付きました。

仕事風景

川柳から情景が思い浮かぶような句たちです。

「CIを 眺めて祈る エンジニア」

椅子の上で膝を抱えて手を合わせているような姿が思い浮かびます。とりあえず落ち着いてTwitterでも見てたらどうですかね。

「GitHub 開けないので 帰ります」

まだ午前中だよ。

「2窓でね 開くのエディタと ツイッター」

ブラックフライデーで買ったウルトラワイド曲面モニターで見るのもTwitter。

「よし出来た テストfail また明日」

おいー!今日はもういいやって感じが伝わります。テストを落としておくと、どこまでやったのか次の作業時に分かりやすいという人もいるので「(failするテストが)よしできた」なのかもしれない。

「休憩後 依然と続く コンパイル」

コーヒーをもう1杯飲みましょう。

「なぜだろう 手癖で打っちゃう pwd」

自分は考え事をしてるときにlsコマンドを打ってることが多いです。

日本語でおk

「Exception NotFoundException」

思いがけないところで 575 になるのが良いですね。とコメントしてくださった方がいました。

make

「とりあえず Makefileを 読みますか」

「make run; make deploy; make done」

私の所属する株式会社fluctでは、makeをビルドツールとしての利用する他に、タスクランナーとして使用することも多いです。 どのリポジトリでもとにかくmake test すればテストが実行されるみたいな、共通のインターフェースにもなっています。「またmakeの話してる」が合言葉。

再起動

「エラー出た そんな時には 再起動」

「不調かな まずはためそう 再起動」

再起動を促したがる人たちもいました。

その他

「ふと見れば メインブランチ コミット中」

気付いた時にだるーとなっちゃうやつですね。

「円安で 打撃を受ける 販管費」

切実。

「エンターを 押した直後に 気付くアレ」

テスト実行しようとして「あ、あれやってないや」とかありますね。

「すみません タイムゾーンは なんですか」

集計結果の突き合わせをするとき、乖離があると集計タイミングの違いを疑ったりするかも。

「HAYO YAREと 言われ続けて サイヤ人」

HAYO YAREは今年の社内ミームになってたやつで、グッズまで作られていました。CAPS LOCKで言葉はきつい感じですが「君の考えてることは全然間違ってないと思うよ。YOUやっちゃいなよ!!」くらいのニュアンスです(たぶん)。そうやって背中を押され続けているといつの間にかサイヤ人に。

おわり

いかがでしたか?弊社のエンジニアが協力してくれたおかげで、良質な川柳が集まりました。 内輪ネタが多めだったので読者を置き去りにしている部分もあったかと思います。こんな雰囲気でワイワイやってるんだなーと感じてもらえると嬉しいです。

CARTA TECH BLOGのアドベントカレンダーは本記事のように有用なものから、何を言ってるのかよく分からないものまで上がってくる予定です。次回をお楽しみに!