登壇の良さは、その後の "意外性" にあるんよ

こんにちは、技術広報のしゅーぞーです。

今回は、登壇の良さについて書いてみます。 結論からいうと「登壇後に意外なことが起きる」ことが良さ だと思ってます。

ハードル高く見えがちな登壇

登壇。やたら最初のハードルが高いですよね。

準備が大変でめんどくさそうだし、間違ったことを言ったり、知らない人に強めに指摘されそう。

自分もそう思っていました。資料作りはまぁやるとしてですね...。

いろんな小規模な外部LT会、社内LTを通して

「意外とあとから指をさされることはない」

ことが経験的に分かってきました。 ちゃんと社内でレビューしてもらえばあんまり問題になることはないです。

そして、それ以上に登壇する前に想定してなかったありがたいお声がけが増えることを実感しています。

情報は発信する人に集まる

なにか知りたい情報がある時は、今知ってる情報をベストエフォートで話してみると良いです。

もちろん人前で話すのは恥ずかしいですし、相手の方が詳しいケースも当然あります。

だけど、「自分はこれに興味があります!」と旗を立てると人が集まってくれます。

コミュニケーションが苦手な人だから前に立つ

コミュニケーションが苦手な私は、 自分から人に声をかけることにかなりの勇気が必要 です。それも異なる相手に何度も勇気を使うんですよね。

ですが、登壇する一回の勇気を持てば、相手から声をかけてくれます。

大抵は、登壇後の懇親会などで

さっきの聞いてたけどあれはちょっと違くてね

とか

発表おもしろかったです!実は自分も悩んでて...

とか

優しく反応して話してくれる人が大半だし、そもそもネタに関心のない人は話しかけてこないですね。

そして、登壇者はその人達の勇気を使わせてもらうことができます。

「自分はこれに興味がある!」 と自分で旗をたてるだけで人が勝手に来てくれます。

だから、むしろ 学びたいが話しかけられない「コミュニケーションが苦手な人」にこそ登壇してほしい です。

話したこと以上のヒントをもらえる

そして、集まってきたそのテーマに関心のある人達とワイワイ話していると、登壇前より多くのヒントをもらって帰ることができるんですよね。

みんな思い思いに取り組んだことを話すから想像してたよりも話が膨らみます。

そう、登壇は

  • 資料が資産化
  • 登壇後の情報収集

と、一粒で二度美味しいわけです。

登壇の効果は「当日のあと」に効くんよ

そして、登壇の効果は「登壇の後日」にじわじわ効いてきます。

たとえば、先日自分はハイブリッドイベント(オフライン+オンライン配信)の運営について、DevRelが集まるイベントで熱く語ってきました。

内製ハイブリッドイベントの創り方
内製ハイブリッドイベントの創り方

https://speakerdeck.com/carta_engineering/how-to-make-hybrid-event-in-carta

そしたら、カンファレンスの配信スタッフのお声がけをもらいました。

こんなふうに 「会社の外側にある成長機会」をもらえるチャンスが増えていきます。

つまり、 登壇には「社外チャンスが掴めるチケット」のような側面もあるんですよね。

社中にチャンスを求めるのは、会社員として正筋の考え方だと思います。そのうえで、その中で得た学びを種に、見せられるところを外に撒いてみればよいわけです。

すると思わぬところに芽が生え、 その 「意外性のある芽」こそが登壇の良さ だと思うんです。

初手のたった一回の勇気がそれを生んでくれます。 みなさんもぜひ「登壇」を試してみてください。

実はこの記事も「意外性」から公開に至った

soudaiさんから公開1分後に提案をもらう
soudaiさんから公開1分後に提案をもらう

アウトプットすれば旗が立つ

これは登壇に限らず、発信全般に言えます。

この記事自体も

  1. 社内ブログに公開
  2. 公開直後に id:Soudai から「技術ブログに書こう」と提案される

と、当初思っても見なかった意外性から生まれています。

そう、やっぱり出すのが大事!みなさんも旗をあげていきましょう