Slackで要件を書かずに「質問があります。詳細はスレッドに記載」をやめたほうがいい理由

Slackで「質問があります。詳細はスレッドに記載」をやめたほうがいい理由

 この記事はCARTA TECH BLOGアドベントカレンダー12/2の記事です。

 こんにちは。CARTA MARKETING FIRM でエンジニアをしている 前田@brtriver です。アドベントカレンダーということで、ちょうど最近社内のブログに書いた記事を、社内に限らずテキストコミュニケーションツールを使っている会社では似たようなことが起きているのではないかということで、軽くリライトしてアドベントカレンダーの記事にしたいと思います。

要件書かない「詳細はスレッドに記載」はパブリックに情報を共有する手段としてはイマイチ

 Slackで「質問があります。詳細はスレッドに記載します」と書いて、スレッドに詳細を書くコミュニケーションを見かけることがあります。こんな感じですね

 要件があることだけを短く伝えて、詳細をスレッドに書くことでPOSTされたメッセージを短くしつつチャンネルの参加者の目を汚さない?というなんとなくスマートなコミュニケーション方法に見えるのかもしれません。しかし結論からいうと、このコミュニケーション方法はやめましょう

 理由は簡単で、そもそもメンションもらった人はスレッドを見ないと何を質問しているのか要件がわからないですし、メンション受けていない人は詳細をしらないまま既読にしていくでしょう。

 たとえば、自分は社内で音響や配信、映像まわりに詳しいので、マイクで音が出ないなどのトラブルには自主的にサポートをしていますが、上のようにスレッドに埋もれてしまうとすぐには気づきません。

スレッドに詳細かかずに1ポストにまとめる

 上の「スレッドは詳細に」ポストは実は質問も書いたとすると以下のようになります。

 決して長くはないですしチャンネルを汚すこともないですし十分つたわります。最初のポストは検索で引っかかっても何も情報がない投稿だというのもよくわかります。このような投稿であれば、自主サポートしている自分も気づけます。

 詳細がめちゃくちゃ長くなるというのであれば、3行まとめ的にまとめを書いて、詳細はdocsとか何か別のものにまとめたほうが、コメントも入れれますし親切ですよね。 無駄にスレッドを詳細書くための場所として使うのはやめましょう!

※ AJITOとは....

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