GitLabからGitHubに移行したときに設定したら捗ったこと

こんにちは、CCIのkosaです。
本記事はCARTA TECH BLOGアドベントカレンダー 12/19の記事になります。

先日、担当しているプロダクトのリポジトリをセルフホスティング版GitLabからGitHubに引っ越しをしました。
引っ越し後にGitHubに設定して捗った(死語)Tipsを書いていきます。

やったこと

PRを一覧化できるGitHub Projectを作成した

所属チームでは夕会のタイミングでGitLabのMerge Request一覧画面でレビュアーのアサイン状況を確認する時間があります。
GitHubではGitLabと違ってPullRequests一覧画面にレビュアーのアイコンが表示されないため、一つ一つPullRequestを開いて確認する手間が増えました。
このストレスを解決すべく、GitHub Projectを作成してアサイン状況とステータスを一覧化しました。

PR一覧のProject

このProjectを作成したことにより「この人にレビュアーのアサインが偏っている」「レビューされずに放置されている」「この人のPRは一通りマージ済なので追加のタスクをアサインしよう」といったことが一目でわかるようになりました。

所属チームではバックログの管理にJiraを使用しており、GitHubのPRの中にJiraの課題IDを記入することがあります。
毎回リンクを探してきて書き込むのは手間なのでGitHubのAutolink references機能を設定しました。
これにより、GitHubのリポジトリ内で登場したJiraの課題IDがすべてJiraの課題リンクに変更されるようになりました。

PRのタイトルにJiraの課題番号を入れるようにすれば、リリースノートを生成した際にJiraの課題リンクが生成されるのがいい感じです。 (GitHubのリリースノートの自動生成機能便利ですね)

Autolink referencesを設定した状態のリリースノート

git-pr-releaseを導入した

所属チームではfeat->develop->mainブランチの順番にマージしていき、develop->mainのマージでデプロイされるブランチ戦略を採用しています。
develop -> mainへのPullRequest作成を自動化するためにgit-pr-releaseを導入しました。
PRのdiscriptionにdevelopとmainの差分PRが一覧化されるので、デプロイされるPRがわかりやすくてとても便利です。

感想

まだまだGitHubを使い始めたばかりなのですが、設定できる項目はGitLabと比較するとシンプルな印象を受けました。 設定項目が少ない分、GitHub ActionsでPRやissueの操作する自由度が高そうなのでこれからも継続的に改善していきたいと思います。