この記事は CARTA TECH BLOG アドベントカレンダー2024 の 12/11 の記事です。
fluct でエンジニアをしているまきたけです。
私はfluct開発部部長との対話の中で、第一線で活躍するエンジニアたちが何を考え、どう仕事と向き合っているのかを学ぶことができました。
今回はアドベントカレンダーにかこつけてその学びを書き起こしておこうと思います。
少しずつでもとにかくやる
作業の進め方に自信がなくても、自分の作業がどこへ繋がるのかはっきりわからなくても、とにかく手を動かしましょう。
少しずつでも進捗を出し続ければどこにつくかはわからなくてもどこかには必ずたどり着きます。
墓穴掘っても掘り抜けて、突き抜けたなら俺の勝ち!
―― 「天元突破グレンラガン」シモン
やりすぎない
最初からいきなり完璧なものを作ろうとしてはいけません。
すごく時間がかかるか、最悪の場合手が進まなくなって何もできなくなります。
最初はできることからやりましょう。動くものを出したあとで、それを改善していけばよいのです。
ステップを細かく切る
最初から一気に最後までやろうとしてはいけません。以下のような困りごとが発生します。
- ゴールが見えなさすぎてモチベーションの維持が難しくなる
- 失敗したときの手戻りが大きくなる
- レビュワーが適切に評価できなくなる
PR はかならず動作する状態のものを出す必要はありません。
「今は動かないが、とりあえず構成が大丈夫か見て欲しい」そんな PR でも OK です。
大切なのは「何を評価してほしいPRなのか」がはっきりしていることです。
恐れずボールを取りにいく
どんな人でも最初はみんなわからないことだらけです。
わからないからわかる人にお願いしよう、ではいつまでも自分はできないままです。
「できることならせいいっぱいやるよ」「できることしかできないままだな」
―― 市川春子「宝石の国」アンタークチサイトとフォスフォフィライトの対話
わからなければわかる人に聞きに行きましょう。
あなたは「聞きに行ったら迷惑かも」と恐縮してしまっているかもしれませんが、相手にとってはそれも仕事のうちなのです。
進捗を周りに見せる
チームメンバーとはこまめにコミュニケーションを取りましょう。
具体的には以下のようなアクションが必要です。
- レスポンスは即座にする
- issue や PR に進捗をこまめに書く
- タスクの進行計画を折に触れてチームやマネージャーに共有する
周りの人はあなたの仕事の様子がわからないと、とても不安になります。
チームメンバーを不安にさせないことは円滑な作業進行や信頼の醸成にとても重要です。
信頼を得られなければ重要な仕事を任せてもらえないし、チーム内でも疎外感を感じ続けることになってしまいます。
タスクをお願いするなら先に枝切りをする
途中まで自分が進めていたタスクを他の人にお願いする場面は必ずあります。
そんなときは、すべて丸投げしてしまうのではなく自分のできる範囲のことはやったうえで渡すようにしましょう。
最初からすべてやり直すよりはやるべきことが減っていたほうが受け取る人もうれしいはずです。
利益を意識する
自分の仕事や行動がちゃんと会社の利益に貢献できているかを常に意識しましょう。
あなたがいま取り組んでいるその作業は、どのように利益を生むのでしょうか?
会社は営利組織なので、利益に繋がる成長をしていることを顧客に見せなければなりません。
社員であるあなた自身も、会社の成長に貢献できているかを意識する必要があります。