
こんにちは!株式会社DIGITALIOでエンジニアをしているぐり(@_guri3)です。
この記事はCARTA アドベントカレンダー2025 12/15の記事です。
自分は毎年アドベントカレンダーを、普段気になっていたけど触れていなかった技術を触ってみる機会として活用しています。
ということで、今年はPlaydateというゲーム機向けのゲームを作ってみました!
Playdateとは?
PlaydateはPanic inc.が開発しているゲーム機です。

黄色くて可愛らしいボディ、白黒ながらも表現力の高いディスプレイなど気になるところが満載ですが、特に特徴的なのは「クランク」と呼ばれるクルクルと回せるハンドルのようなものがついているところです。

このPlaydate、配信されているゲームをプレイするのはもちろん、自分自身でゲームを作ることも出来るとのこと。
クルクルと回るクランクを使って自分も何か作ってみたい!ということで色々なサンプル作りから簡単なゲーム作りまで行いました。
環境構築
開発用の環境はとても簡単に作ることができます。
Playdateの開発ページからPlaydate SDKをインストールするだけです。
自分はmacOS用のSDKをインストールしました。
SDKには開発用シミュレーターが含まれているので、こちらで実装したゲームの動作確認をしていきます。
開発にはCursorを利用しています。また、言語はLuaです。
Luaの他にもパフォーマンスが必要なゲームにはC言語を利用したり、ブラウザベースの開発環境Pulpを選択することが出来ます。
色々とサンプルを作ってみる
まずはどういうことができるのか?を確認するためにさまざまなサンプルを作ってみました。
まずはHello Playdate!
単純な文字を表示するだけのものを作ってみました。いい感じです。

各種入力を確認するサンプルゲーム
ゲームを作成するなら、ボタンやクランクの入力を扱うことが必須です。
それぞれのボタンを押した時やクランクを操作した時の挙動や値の取得方法を確認するためのサンプルを作成しました。

画像の表示
ゲーム画面をリッチにするためには画像表示は欠かせません。
画像の取得方法やスケールの調整方法を確認しました。

本題のゲーム作りへ
色々と必要な要素を確認したので、本題のゲーム作りに入ります。
クランクをメインに据えたゲームを作りたいので、テーマは何か「回せるもの」が良さそうです。
ろくろ...釣りのリール...色々と考えましたが、ここはみなさんにもっとも馴染み深いであろう「PDCA」で行こうと思います!
ゲームで楽しく超高速にPDCAを回していきましょう!
とりあえず回してみる
30秒間でどれだけ多くのPDCAを回せるか?というゲームにしてみました。
ただ回すだけでは退屈なので楽しい要素を追加していきます。

プロジェクトを阻むブラックスワン
みなさんはブラックスワンという言葉をご存知でしょうか?
これは、プロジェクトの進行を困難にしてしまうような予測不可能な出来事が発生してしまうことを表す表現です。
順調に回っているかのように見えたPDCAもブラックスワンの登場によりダメージを受けます。
十字キーの左右でブラックスワンからPDCAを守りましょう!
うまく守れなかった場合は現実のプロジェクト同様残り時間がどんどん削られてしまうでしょう。

困難を乗り越えて強くなる
プロジェクトにおける困難は決して悪いことだけでは無いはずです!
困難を乗り越えて強くなればさらに大きな成果を実現できるかもしれません。
今回は、ブラックスワンのガードに5回成功した場合にフィーバータイムに突入するようにしてみました。
なんとフィーバータイムはPDCAが2倍獲得できます!ガンガン回していきましょう。

一通り満足したので、以上でPDCAゲームは完成です!
感想
今回はPlaydateで遊べるゲームを開発してみました。
作成したゲームで遊んだところ、最高スコアは201PDCAでした。
200を超えたらかなりPDCAが回っていると言えるでしょう。
特に左からブラックスワンが攻撃してくる時にいい姿勢を保てずにPDCAを回すのが遅くなってしまいました。
攻撃があっても安定してクランクを回せるような持ち方を検討する必要がありそうです。

本当はPlaydate実機にインストールしてゲームをプレイしているものを載せたかったのですが、なぜかインストールしようとすると実機が必ず再起動してしまうというブラックスワンに襲われて実現しませんでした。
しかし、実機をUSB接続してシミュレーターのコントローラーとして利用できる機能があったので、そちらで代替し無事PDCAを回す(物理的に)ことが出来ました。



