これはVOYAGE GROUP Techlog Advent Calendar 2020の1日目です。
昨日のイベントで「開発企業が技術コーチを依頼するとき、どんな人に依頼すれば良いのか、人選でどのような点に気をつければ良いでしょうか?」という質問があり、イベント中に口頭で回答し、その後下記をツイートしました。
Q. 開発企業が技術コーチを依頼するとき、どんな人に依頼すれば良いのか、人選でどのような点に気をつければ良いでしょうか?
— 小賀 昌法 /『Engineers in VOYAGE ― 事業をエンジニアリングする技術者たち』 (@makoga) 2020年11月30日
A. 失敗パターン
* 解決する課題が定まっていない
* 解決したい課題とコーチの得意分野がフィットしていない
* 業務開始時点でやってもらうことが決まってない#voyagebook
思ったよりいいねをもらったので成功のポイントについても書いておきます。
経験
VOYAGE GROUPでは2014年から Takuto Wada (@t_wada) | Twitter さんに技術コーチをしてもらっています。以前は週に2日、今は週に1日です。 また、 そーだい@初代ALF (@soudai1025) | Twitter さんが独立してからは、週に1日チームメンバーの一員としてガッツリ入ってもらってます。
その他にも何人か外部の有識者に依頼してきました。
失敗パターン
自分たちの経験や他の会社の話を聞くと下記のような失敗パターンがあると思います。
- 解決する課題が定まっていない
- 解決したい課題とコーチの得意分野がフィットしていない
- 業務開始時点でやってもらうことが決まってない
「えっ、外部に依頼するのにそんなことある?」と思うかもしれませんが、うまくいかなかったときの話を聞くと意外と上記のようなことがありました。
成功のポイント
とはいえ、今まで一緒に仕事したことない場合はフィットするかを判断するのは難しいことです。下記のように小さく試していくようにするとよさそうと思います。
- 3ヶ月/半年のゴールを設定する
- 長期契約の前に1−2日のお試し日を設ける
- 稼働日の終わりに夕会などで次回までの宿題を決める
- 前日までに稼働日のタスクを決めておく
おまけ
「できるエンジニアだと知人から聞いたので、とりあえず3ヶ月来てもらうことにした。詳細は来てもらってから現場で考えてね。あとよろしく」みたいなのが失敗あるあるな気がします...w