CCIの事業領域は広く、様々なビジネスコネクションを持つため、テクノロジー・ディビジョンではサービスプロダクト開発と業務システム開発の双方を行っており、新しいプロダクトの立ち上げから、データ集計の為のツール実装まで大小、多種多様な開発を行っています。
その中でも直近の主要開発は以下のような内容があります。
- 業務情報共有の精度向上
- ワークフローの再設計と効率化
- データの可視化と活用
- セキュリティレベルを意識したサービスやデータ環境の構築と運用
- 新規事業のためのシステム開発要件検討
上記のような、様々な課題解決や目的達成のために、エンジニア組織が意識している点は主に以下です。
- 新しい技術やサービスの積極活用
- エンジニアレベルの向上のための交流
- 強みを持ちつつ、領域を限定しない
範囲や役割、前提に捕らわれることなく、自主性と発想を重要視し、事業成長を推進します。
ビジネスサイドとの開発内容の優先度調整も都度行っているため、技術負債の解消やメンテナンス提案・調整も柔軟に進めることができます。
事業領域について
データ基盤
- 各プラットフォーム配信での実績の集約・可視化・データ提供
- 新たなデータ活用への支援
社内業務改善・支援
- 営業部門における案件管理をベースにした売上見込分析・管理
- 媒体情報の検索・閲覧 ・ダウンロードをすることができ、プランニング等のシーンで活用
- 案件管理及びメディアとのコミュニケーション支援
- 入稿関連作業効率化・原稿規定管理
- 定型業務の自動化
広告運用
- 国内の広告配信の運用業務
- 地方ローカルメディア等への配信レポート可視化・運用
インテグレーション部
事業部門と開発部門をつなぐ役割を担います。事業課題を技術的に解決するために事業部門から課題点をヒアリングします。その後、開発部門のアプリケーション局やインフラ部の協力を仰ぎ、課題解決にあたります。
事業課題における解決を円滑に進めるために機能する組織です。主な業務は以下です。
- システム開発や連携の要件定義
- 技術仕様や障害調査
- 時には自ら軽量開発
部署の特徴や文化
- ビジネスエンジニアリング: 主にノーコードで業務改善する
- プロダクトインプルーブメント: プロダクトオーナーを担い、ビジネス課題を開発部門による技術的解決へと導く
部署 | ビジネスエンジニアリング | プロダクトインプルーブメント |
---|---|---|
強み |
RPAやノーコード・ローコード開発の実績が豊富 社内業務の改善を短期間・低コストで実現可能 社内の様々な部門からの依頼を受け全体像整理、要件作成、運用のサポートが強み ユーザ視点に立って業務改善 業務知識が豊富 |
PO業務(プロダクトオーナー) ・ビジネス課題を開発部門による技術的解決へと導く ・プロダクト、ユーザー、開発間の各種調整、サポート |
チャレンジしていること | ・社内で業務改善領域において頼られる存在になる |
・純粋なエンジニアではないメンバーもおり、より深い技術理解が必要なケースにおいては、他部署との連携を強化 ・ステークホルダーと開発者の双方にとって必要な存在になる ・プロダクトの価値向上に向けての施策強化 ・関連部署との連携を強化 |
価値観 |
・課題解決を優先 ・過去に拘れず良いと思った方法は取り入れる ・ユーザ視点に立って物事を考える |
・迷った時に立ち返れる目的を明確にする ・開発を通じた事業貢献 ・責任感を持ち、且つ、楽しむ姿勢で取り組む |
工夫していること |
・タスクの可視化、共有 ・タスクの属人化を防ぐため、1つのタスクを2人以上が実施できるようにする ・部署内ナレッジ共有 |
情報・課題共有を定期的に行い、お互いに振り返りできる環境作り。 |
技術スタック
ミドルウェア
- TROCCO
データストア
- MySQL
- Postgres
- BigQuery
- snowflake
可視化/モニタリング/データ分析
- Tableau
- Googleデータポータル
- BIツール
アプリケーション局
アプリケーション局では主に広告運用業務の関連システムとデータ基盤を中核としたシステムの開発とシステム運用に携わっています。
自社サービスを提供する社内の事業部門、テクノロジ・ディビジョン内のインテグレーション局、インフラ部と連携しながら業務を行っています。
チャレンジできる領域
広告ドメインは関連技術領域が広く、多様なニーズと環境変化に対するチャレンジが常に有りエンジニアの成長機会には事欠きません。
アプリケーション開発に留まることなく事業領域、インフラ領域など多様なキャリアパスを実現することも可能です。
部署の特徴や文化
部署 | 開発第1 | 開発第2 |
---|---|---|
強み |
・フロントエンド開発を強みとするメンバーが多い ・業務改善に関連する開発 ・開発手法に囚われない柔軟な開発体制 |
・他社とのデータ連携を行い、ビッグデータの処理 ・サーバーレスでのシステム構成 |
チャレンジしていること |
・多数のプロダクトを管理しているため、各プロダクトの相互理解 ・ライフステージにあった成果を出せる体制作り ・自信を持てる武器を備える |
・他社連携が多いため、運用コストを下げる ・各プロセスの作業効率向上 ・部署内標準化 |
価値観 |
・自主性を尊重 ・お互いを助け合う ・未経験領域へ貪欲にチャレンジする |
・提供サービスの安定化 ・積極的にリファクタリング ・自発的な提案・行動 |
工夫していること |
・各メンバーのタスクを明確にし、共有する ・柔軟性を保つために部署内イベント(勉強会など)を開催 |
・技術負債、システムリファクタリングの改善継続 |
技術スタック
frontend
- Vue.js
- Nuxt.js
- Ext.js
backend
- node.js
- Java
- SpringBoot
- SpringFramework
ミドルウェア
- apache
- nginx
- tomcat
- digdag
- matomoJA
- pm2
- NEURON
- swagger
- ASTERIA
- SendGrid
データストア
- MySQL
- PostgreSQL
- snowflake
- Redis
- Memcached
- MongoDB
セキュリティ
- Auth0
CI/CD
- CodePipeline
- CodeCommit
- CodeDeploy
- CodeBuild
- CodeRepository
- Gitlab CI/CD
可視化/モニタリング/データ分析
- Amazon CloudWatch
- Sentry
- AWS Pinpoint
- Matomo JA
- Tableau
- AWS QuickSight
- AWS forecast
インフラ
- AWS
- GCP
- オンプレミス
インフラ部
インフラ部は、CCIや事業子会社が利用するサービス基盤全体の運用を担当する組織です。
テクノロジー・ディビジョン内、あるいは他の事業部門からの依頼を受け、新規サービスの開発やインテグレーション等のプロジェクトにおけるインフラ、システム関連のタスクを担当します。
社内だけでなく他の企業との協業もあり、関わっているプロジェクトは非常に多い局です。
インフラ、主にクラウド環境での高効率、安定性や運用コストを意識した基盤のデザインを担い、高い水準でサービスを提供するための重要な組織です。
局の特徴や文化
部 | インフラ |
---|---|
強み |
・社内の様々な部門から依頼された要求だけでなく、パフォーマンス、コスト、セキュリティリスク含め、より良い構成に出来ないかを考え構築、運用を行える ・開発部門との業務では、様々な点で共通化が図れており、本質的な対応や習熟をしやすい ・専任性は極力持たない風土のため、未経験領域に携われる機会 |
チャレンジしていること |
・事業・業務への理解をし主体的、能動的な提案や改善につなげる ・現在採り入れてない技術に座学ではなく生きた経験として取り入れる ・旧来のインフラ領域にとらわれず、Cloud環境に即した部署の在り方の整理 |
価値観 |
・機会は均等に ・経験は享受を |
工夫していること |
・極力システム単位での専任性は取らず、各人が座学・資料では得られない知見に触れられるよう機会に合わせた体制 ・APIの利用や描画ツールの利用により、管理資料の自動化を取り入れる事で本質的な対応や習熟にリソースを割く |
技術スタック
ミドルウェア
- apache
- nginx
- tomcat
- wordpress
- Postfix
データストア
- MySQL
- PostgreSQL
- snowflake
- Redis
- Memcached
- MongoDB
可視化/モニタリング/データ分析
- Amazon CloudWatch
- Zabbix
- Cloud Monitoring
- Lambda
- Grafana
- InfluxDB/Telegraf
- Sentry
インフラ
- AWS
- GCP
- VMware
- AmazonLinux2
- Windows Server
- CISCO(ASA CATALYST)
環境構築
- Ansible
- Cloudformation
- Terraform
その他
- 一部ミドルウェアのチューニング